コミュ力は仕事にどの程度影響するのでしょうか?
なんとなく、コミュ障よりは
コミュ力高い人間のほうが仕事ができそうなことは
わかりますが、具体的にどのあたりで差がでるのか?
いまいち、わかりづらい部分もありますね。
そこで、今回は、
コミュ力が高い人間は
どのように仕事をこなしていくのか?について
お伝えします。
目次
高いコミュ力が仕事で発揮される2つの場面
まず、コミュ力の高さが仕事で発揮されるシーンを考えてみましょう。
大きく分けると、以下の2つの場面が
考えられます。
【1】対社外のコミュニケーション
【2】対社内のコミュニケーション
社外のコミュニケーションとは
企業にとっての顧客と接する仕事です。
営業の仕事など、エンドユーザーとやりとりなどに
求められるコミュニケーションです。
一方、社内に向けたコミュニケーションは
上司や、同僚、あるいは社長など、
共に働く仲間とのコミュニケーションについてです。
どちらも大事ですが、
事務職やバックオフィス系の職種では
直接クライアントと接する機会がない場合も
多いと思いますので、
今回は社内のコミュニケーションについてお伝えします。
コミュ力の高さを社内の味方づくりに活かす
まず、コミュ力が高い人は
自分の周りの人間を味方につけるのが上手いです。
僕も会社員時代はそういうほうでしたから、
よくわかります。
まず、入社したら
なにより先に仲間意識をつくってしまいます
そうすることで、
気兼ねなく質問ができたり、
少々のミスをしても寛大に対応してもらえたりするんです。
では、僕が今まで
具体的に何をしてきたかについて
お伝えします。
社内政治でコミュ力の高さを発揮させる方法
簡単だけど非常に強力な方法。
それは、ご飯をご馳走する、という方法です。
拍子抜けするほど、普通のことですが
意外とみんなやらないんですよね。
人間、胃袋の恩は
意外と忘れないものですよ。
なお、ポイントは、上司であろうと
自分から誘って、自分でお金を出します。
また、できれば、お酒を飲むといいです。
で、最初の一回の飲み会で、
どれだけ、上司の話を聞けるか?が
その後の職場環境に多大な影響を与えます。
ポイント
聞き役に徹する
まず、このご飯をおごる場合の目的は、
こちらがしゃべることではありません。
「私はこんな人間なんです!」という
アピールをしたいがために
ご飯をおごるわけではないんですね。
では、目的はなにかというと
「相手を知ること」です。
相手がどんな人物で
どんな価値観を持った人間なのかがわからないと
対策のたてようがありません。
敵を知り己をしれば
百戦危うからず。
なんて、言葉もあるように、
まず、敵をしることが大切です。。
あ、上司は敵ではないですが(笑)
極力プライベートな話しをする
まず、礼節はわきまえたうえで、
話すテーマはなるべく、
プライベートな内容にしましょう。
上司のタイプにもよりますが、
職場を離れても
仕事の話をしたがるタイプと
趣味など仕事と無関係な話をしたがるタイプがいます。
この時は、なるべく
趣味などの話しにもっていくようにします。
その中で共通点が見つかればしめたもの。
自分も、共通の物が好きなことを
アピールしてください。
その瞬間、単なる職場の
上司と部下の関係をこえて、
仲間意識が生まれます。
ちなみに、僕はこの作戦のことを
「釣りバカ作戦」と呼んでいます。
釣りバカ日誌にでてくる
ハマちゃんとスーさんの関係に
近いからです。
釣りバカ日誌をご存じない方のために
簡単にあらすじを、wikipediaから拝借。
万年ヒラ社員(営業職)のサラリーマンである
ハマちゃんこと浜崎伝助は、
上司の佐々木課長に教わった釣りにすっかりハマってしまい
自他共に認める「釣りバカ」に。ある日ハマちゃんはひょんなことから知り合った
「スーさん」という初老の男性を釣りに誘う。
しかしこのスーさん、他ならぬハマちゃんが勤める資本金50億円
中堅ゼネコン会社『鈴木建設株式会社』の
社長(後に会長)・鈴木一之助だったのである。
注意:奢らせてはいけません
このように、食事をご馳走することで
人間関係は一気に良くなります。
なお、相手に奢ってもらうのは避けましょう。
あくまでも、こちらがお金を出す立場になることが、
重要です。
奢ってもらうと、余計気を使うことになりますし、
相手が仕事の話をしてきた場合に、
こっちがおごっているときは
プライベートな話題に切り替えやすいですが、
奢られていると、「それも仕事のうち」的な
ムードになりかねません。
ですから、もし相手が「お金をだすよ!」
と申し出たときも、なにかと理由をつけて、
「今回は僕が!」という立場を貫きましょう。
まとめ
さて、いかがでしたか?
今回はコミュ力が高い人間は
どのように仕事をこなしていくのか?について
お伝えしました。
やっぱり人間は、感情の生き物です。
ですから、こういった
人間臭いやりとりが一番効果的です。
こういった機会を持たないままで
本格的な業務に突入する場合と、
こういった機会を経て
仕事に取り組む場合とでは、
やりやすさに雲泥の差が出ます。
仕事が始まる前に
既に勝負はついているわけですね。
是非、活用してみてください。