コミュニケーション能力が高い
職業の代名詞ともいえる、
お笑い芸人。そのなかでも
アメリカ人ならではコミュ力を
発揮してるのがパックンマックンの
パックンです。
また、わかりやすい説明が
得意な人と聞いて、まっさきに
思い浮かぶのが池上彰さん。
今回は、そんな二人の対談記事を
見つけたので紹介していきます。
どちらも、コミュニケーションの達人
ですから、ためになること間違いなし。
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ワールドトリガー
パックンの意外な仕事
ぼくもはじめて知ったんですが
パックンは、東工大の学生たちに
コミュニケーションの授業をしているそうです。
対談の中でパックンは、学校の生徒の
コミュ力について、以下のように評価してます。
池上:それで実際に教えてみて、東工大生のコミュニケーション能力ってどうですか?
パックン: ……ダメだねえ(笑)。
一般的に言えば、アメリカ人から見ると
日本人はみんなコミュニケーションが
苦手にみえるようですが、技術系の
大学の学生たちは、それが顕著なようです。
しかし、トレーニングをすることで
ちゃんと上達してるとのこと。
パックン:みるみるうちにコミュニケーション能力が高くなっていくんですよ。
会話や雑談力はちゃんとあがる
ということを裏付ける、話です。
コミュニケーション能力を高めていく、引き出すために必要なポイント
池上氏の、「コミュニケーション能力を
高めていく、引き出すために必要な
ポイントは?」という質問に対して
パックンはこう答えています。
「話の構成にストーリー性を持たせること」
このストーリーという概念は
結構ポイントで、ストーリーを
使いこなせるようになると
会話力は劇的に向上します。
なので、今回は会話における
ストーリーの活用方法を
より掘り下げてお話しますね。
ストーリーのもつ力
ストーリー、日本語でいうと
物語ですが、なぜストーリーが
いいかというと、会話に臨場感がでるんです。
僕も自分のことを話すときや
雑談の際には、もっぱら
ストーリーを使います。
例えば、
「さっき、ここに来る途中に、
外人の二人組をみつけてさ。
なんとなく気になってみてたら
隣にいた女性をナンパしてたの。
で、やっぱ外人のコミュ力すげーな、
と思ってみてたら、途中で名刺交換
しはじめて。おいおい、まじめか!と。」
みたいな感じです。
ストーリーを語るうえで重要なポイント
ストーリーを語る上で意識すべき
重要な点は3点です。
・キャラクター(登場人物)
・時系列
・変化
それぞれ、みていきましょう。
キャラクター
まず誰が登場するのかを
明確にすることが大切です。
なぜなら、そこがぼんやりすると、相手の
理解が追いつかず、話に入り込んで
いけなくなります。
大切なのは、誰の目線で話が
すすんでいくのかを、わかりやすく
説明すること。
ちなみに、話をすすめる時に自分を
主人公にする場合と、他者を主人公に
する場合があります。
時系列
ストーリーは出来事の連続です。
何気ない日常の中に
出来事がおこり、それに対して
キャラクターが反応していく、
というのが基本です。
ですから、会話の中に
時間の経過が含まれていないと
いけません。
その経過は、1分程度の場合もあるし
場合によっては数ヶ月の場合も
あるでしょうが、大切なのは
時間の経過とともに展開がある、
という点です。
変化
お話した通り、ストーリーは出来事の
連続であり、出来事と出来事の間に
時間の経過があるものです。
しかし、たんに時間が流れるだけだと
ストーリーに面白みがありません。
会話例
例えば
「今日、いつもより早めに
朝ごはんを食べてね。
さっき、昼飯をたべたんだ」
という話の展開があるとします。
上記に含まれてる出来事は2つ。
1,朝ごはんを食べた
2,昼ごはんを食べた
たしかに、出来事が発生していて
時間の経過も感じられます。
が、全然話が面白くないですよねw
なんで、こうなっちゃうかというと
変化がないからです。
小説でも映画でも、面白い物語には
変化があります。ある出来事がおこった
ことにより、変化が生まれるのです。
たとえば、
「今日はいつもより早めに
朝ごはんを食べてね。
そしたら、お腹がすいて。さっき
授業中に腹の虫がなっちゃってさ。
すごい恥ずかしい思いをしたよ。」
このように、
いつもより早めにご飯を食べた
ことによる、変化を説明すると
ぐっと面白みのあるストーリーに
なります。
まとめ
今回は、ストーリーの大切や
会話の中での活用方法について
お伝えしました。
是非、雑談の際に参考にしてみて
くださいね。