会話が苦手な人がもっとも苦労する
初対面のシチュエーション。
なかでも、多いのが
「最初の一言
最初の一言が出てこないんです!」
という意見です。
ですので、今日は
初対面での会話の切り出し方と
注意点などについて
お伝えします。
なお、今回の記事は
以下の本を参考に
させていただきました。
■参考図書
「共通点」よりも「価値観」を一致させよう
初対面での会話の切り出し方で
よく言われるのが、
「共通点を探して
それを伝えましょう」と言うノウハウです。
たとえば、セミナーの懇親会や
パーティーなどでの
鉄板トークは以下のようなものです。
自分:「今日はおひとりですか?」
相手:「はい」
自分:「そうですか。私もひとりなんですよ!」
これは、アプローチと同時に
「私もあなたの同じ状況ですよ!」
という、共通点をアピールしています。
しかし、この本の中では
さらに一歩進んで「価値観を一致させよう」と
提案しています。
なお、価値観とは
「相手の大切にしているもの」のことです。
ですから、会話の中で
相手の価値観を、見つけて
自分の価値観をそこに
合わせるのがいい、との主張です。
たしかに、価値観の合う人とは
話がはずみますので、
正論ではあります。
ただ、最初の一声である
会話の切り出しのタイミングで
価値観を探って
一致させるのは、結構、至難のワザです。
ですから、最初は
目に見える共通点を探すのが
一番無難です。
ネクタイとか鞄とか
小物系のブランドが同じであれば
僕なら、そこから入ります。
「あ、そのカバンカッコいいですね!
それ、●●(ブランド名)のですか?
僕も、そこのカバン持っています」
とかですね。
好かれるにはどうしたらいいかを考えてみよう
初対面で、大切なのは
第一印象をミスって
相手に削除されないようにすることです。
恋愛の場面でも
仕事の場面でも
「あぁ、この人はないな。付き合えない」
と思われてしまっては
いけません。
その時にどうすれば
いいか?
本書でおすすめしているのは、
事前に
「好かれるにはどうしたらいいかを考えてみる」ことです。
多くの人は、前もって考えることをせず、
出たとこ勝負で、第一印象を
決められてしまうケースが多いです。
ですが、最初から
相手の立場や好みをリサーチしておけば、
どういう人物として見せれば
こちらのことを好いてくれるだろう、と
戦略が立てられます。
ですから、初対面の時こそ、
事前のリサーチをして、
相手の特徴に合わせた
フレーズをさがしておいて、
その話題で、会話を切り出すと
スムースです。
自分を客観視して状況を口に出してみよう
初対面の時にはついつい
目の前の相手ことか、
自分自身のことを話題にして、
話をしてしまいがちです。
しかし、
相手の価値観や
共通点探しをしても、
なかなか見つからないこともありますよね。
そんなとき、
どうすればいいかというと。
あえて、視点を変えてみるのが、
おススメです。
たとえば、
「あなたと私」の
2人だけの世界から、
ちょっとはなれてみます。
遠目から自分たち2人を
見つめる、もう一人の
人物の視点で、会話をしてみる
ということです。
たとえば、
パーティーなどで、
お酒をつぐついでに、
会話を切り出すことがありますよね?
その時、
自分の視点で声をかけると、
「お酒はよく飲まれますか?」
みたいな、感じのトークになると思います。
自分対相手、の視点ですから
どうしても、相手の行動や
相手の話題になってしまいます。
でも、自分自身を客観的に
見て、会話をするなら、
「初対面で緊張しながらも
お酒をついでいるんです。僕。
一緒にいかがですか?」
みたいな、感じで
第三者からの視点で
自分を紹介するような
会話をすることで、
ちょっと、間接てきに
相手にアプローチができるんですね。
これは、相手にプレッシャーを
与えないず、
ふわっとした感じで
自分を紹介できるので、
男女の出会いの場にも、おススメです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、
「初対面の会話の切り出し方」と題して
コツを3つほどお伝えしました。
なお、初対面での
コミュニケーションを究めると
人生の幅がとても広がります。
どんな場所に行っても
どんどん話しかけることがでますし、
その分だけ、出会いの数も増えるからです。
ですので、是非、あなたも
初対面マスターを
目指してみてください。