人に教えることが得意な人は
「教師の仕事に就きたい」と
考える人も多いみたいですね。
まぁ、公務員として
公立学校の教員になるって場合も
あるでしょうし、家庭教師や
塾講師、パソコンの先生なんかも
大きな意味では、教師といえるでしょう。
「でも・・・教師として仕事を
していくのに、コミュ障や口下手でも
大丈夫かな?」と心配する声も聞こえます。
そこで、今回は、
「教師の仕事はコミュ障でもできる?」
と題して、考えられる
問題と対策をお伝えします。
教師の仕事
まず、人に教えるのが
得意な人は
これからの時代、
非常に貴重な人材になれます。
人の教えるということは、
一見誰にでもできそうで
実は、非常に難易度の高い
仕事です。
僕も会話を教える仕事なので
教師といえば教師です。
ですから、教えることが
いかに難しいかは理解しています。
ただ、僕の場合は、
専門スキルに特化していますので、
学校の先生とは
ちょっと違いますけどね。
学校の教員になりたい場合
小学校~高校の教諭。
いわゆる、学校の先生になりたい
場合は、コミュニケーション能力が
絶対的に必要です。
学校の先生は、大きくわけて、
3方向とコミュニケーションを
取らなくてはいけません。
【1】生徒
【2】親
【3】教員同士
このなかで
とくに問題になりがちなのは、
親ですね。
昨今、モンスターペアレント
という単語が流行したのは
記憶に新しいですが、
PTAはじめ、生徒の親とうまく
コミュニケーションを取るには
かなり難易度の高いコミュニケーション力が
もとめられます。
また、こどもとのコミュニケーションは
大人とは、別な意味で
非常に難しいものがあります。
同じ目線に立ってあげないと
見えないことがたくさんあるので、
傾聴するスキルや
感情移入するスキルが
不可欠です。
また、職場の同僚や
上司にあたる教頭・校長とのやり取りも
ストレスがたまる一因になるようです。
なんだかんだ言って
公務員ですから、
かなり保守的な現場です。
斬新な意見はなかなか通りませんし、
よりよい提案をしても
現状を変えたくない人の意見が
優先されやすいです。
ですから、本音でぶつかりたい
タイプの人は、イライラしてしまうことも
多いそうです。
それを、自分でコントロールするのも
内的なコミュニケーションスキルと
いえるでしょうね。
そう考えると、学校の教員ほど
コミュニケーション力を
求められる現場はないかもしれません。
専門スキルの教師の場合
なお、専門スキルを教える
教師や、予備校講師の場合は
上記の例とはだいぶ異なります。
対象は、基本
子供相手ではないですし、
教える知識・スキルが限定されます。
子供相手の場合は、
大きな意味で、
心をはぐくむ
教育が不可欠ですが、
講師の場合は、スキルの伝授です。
語学やITの
インストラクターの仕事を
するには、専門分野の
知識とスキルに加えて
論理的に情報を伝達する
プレゼン能力があれば、
十分にやっていけます。
友人にもインストラクターが
いますが、彼は
教壇にたっているときだけ
先生の役を演じていると言ってました。
生徒と一定の距離を取るので、
プライベートに踏み込むことは
ないですからね。
まとめ
さて、いかがでしたか?
今回は、
「教師の仕事は、コミュ障でもできる?」
と題して、教師と言う仕事についての
考察をしてきました。
金八先生のような
存在は、憧れますが
実際、自分がその立場に立って
できるか?というと、
かなりの覚悟が必要ですね。
しかし、大変ですが、
人の一生を左右する
子供の教育に携われるというのは
おおきなやりがいもあるはずです。
ですから、今コミュニケーション能力に
不安があったとしても、
情熱があるなら、チャレンジする価値がある
仕事だと思います。
口下手やコミュ障は
改善できるものですから(^^)