会話が苦手で友達がいない人に贈る【友達づくりのコツ】

会話全般

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会話に悩む人は多いですが、
大きく3つに分かれます。

 

【1】恋人ができない(異性との会話)

【2】職場でうまくいかない(仕事上の会話)

 

そして、

【3】友達ができない(友人との会話)

 

会話が続かないと
友達を作るっていうのも
一苦労です。

 

もう友達なんていらない!
と開き直る手もありますが、
それじゃ、ちょっとさみしいですね。

 

友達がいると
何気ないことも楽しいイベントに変わったり
一緒に楽しみを共有できたり
辛いことがあっても、協力して
困難を乗り越えられたりします。

 

誰にも心を開かず
誰とも話をしないでいきるなんて
無人島で一人でいるのと、変わりません。

 

たとえ、人口1200万人の東京の
ど真ん中で
満員電車に揺られる毎日を送っていたとしても
友達がいないと、非常に孤独です。

 

なので、今日は友達を作るためのコツ
紹介します。

 

人は安心できる人と一緒にいたい

 

人はどんな人と友達になりたいと思うのでしょう?

 

実は人は安心したい、という大きな欲求があります。
これは、本能的なニーズであり、
とても大きな欲求です。

 

友達というのは、一緒にいたいとおもえる人ですから、
この、「安心できる」というポイントは非常に大きいです。

 

では、具体的にどういう人がというと

 

・危険を感じない(攻撃される不安がない)

・嘘をつかない(騙される心配がない)

 

上記の二つに該当しない人とは
基本的に友達にはなれません。

 

安心して、心を開けないですからね。

 

ちょっと考えたらわかると思いますが、
相手がいっつも嘘ついているような人だったら、
怖くて信用できないですよね。

 

また、怒って暴力をふるうような相手だったら
やっぱり気を使って、本当のことは
なかなかはなせません。

 

仲がよいというのは、
リラックスして、気兼ねなく
話ができる間柄であるということです。

 

逆に言えば、あなた自身が
嘘をついたり、暴力を連想させるような
性格だとしたら、
会話以前の問題として、
そこを改善する必要があります。

 

心の問題は一番重要です。

 

いくら言葉でごまかそうとしても
うわべだけでは、必ずボロが出ます。

 

なので、まずは、あなた自身が
嘘をついたり、暴力を連想させない
人になりましょう。

 

■価値が合うことが大切

 

前述の、嘘をつかない、暴力的ではない
というのは、最低条件であって、
安心する理由にはなりません。

 

では、安心する人になるには
どのような特徴をプラスしていけばよいのでしょうか。

 

人はどんな人に安心感を抱くのでしょうか。

 

人が安心感を抱くのは
価値観があう人です。

 

簡単にいうと、考え方が似てる人ですね。

 

こちらも、本能に根差すもので、
かなり深い理由があります。

 

遥か昔、まだ人間の先祖が
言葉を持たない原始人だった頃の話です。

 

おそらく、いろんな部族があって
それぞれが、ある程度の大きさの集団を作って
生活をしていました。

 

当然、別な部族の人同士が出会うこともあります。

 

その当時は、出会った人物が
敵なのか、味方なのか?を見抜く必要がありました。

 

それを間違えると、
まさに死活問題なわけです。

 

そこで、その判断の基準になるのが
自分と似ているかどうか?

 

見た目や動きなど
とにかく、自分と似ているかどうかが
敵か味方かを判別する、基準になっていたわけです。

 

その名残が現在にも残っています。

 

たとえば、
自分と似ている人と付き合う時は

 

自分と同じことで、笑うだろう

自分と同じことで、怒るだろう

自分と同じことで、悲しむだろう

 

そうやって、相手の行動が予想ができます。

しかし、自分と似ていないひと。
つまり、価値観が全然違う人だと、

 

自分がわらうところで、怒ったり
自分が怒りを感じるところで、なにも感じなかったりします。

 

そういった関係の人と
安心して会話ができるかと言うと
Noです。

 

つまり、そもそもの考えがある程度
似ていないと、関係が成立しないのです。

 

ここも根本的な問題なので、
いくら言葉や会話で
カバーしようと思っても無理です。

 

世のなかには、
自分と似ている人と
大きく価値観が異なる人がいるものです。

 

で、それはいい悪いや、
善悪ではなく、個性です。

 

なので、その中から
自分の価値観にあう人を見つける
という意識が必要です。

 

口数がすくなくても成立する

 

 

友達と会話をするときに
口数は少なくてもOKです。

 

重要なのは
会話量の多さではありません。

 

人と人がいい関係を築くとき必要なのは
「心地よさ」です。

 

心地よさを感じさせることができるならば、
別におしゃべりが苦手でも
全然友達はできます。

 

要するに、この人と一緒にいると
安心するし、心地いいな、と思われればいいわけです。

 

では、どんな人に
心地よさを感じるのでしょうか。

 

それは、自分を肯定してくれる人
自分の自尊心を満たしてくれる人、です。

 

誰でも、会話中に
「それはちがうよ」とか
「あなたはだめだね」とか
ネガティブなことをいわれると、
心地悪さを感じると思います。

 

そして、その人とは
もう一緒にいたくないなーって
思うはずです。

 

つまり、逆にいえば、
あなたは、そういったことを
してはいけないということです。

 

【1】相手を否定しない

【2】相手を尊重する

 

この2つを気を付ければ
相手は、あなたとの会話の時間に
心地悪さを感じることがなくなります。

 

なお、勘違いをしないで欲しいのですが、
なんでもかんでも
相手の価値観に合わせないといけないわけではありません。

 

たとえば、あなたの中に「いじめはよくない」と
確固たる信念があったとします。

 

そうであるならば、たとえ相手が
「あの新人、生意気だからいじめてやろうか」
みたいな、ことを言ってきても
同調してはいけません。

 

ただ、それを頭ごなしに
「いじめなんてよくない!人として最低だ」
みたいな言い方をするのは
コミュニケーション上よくないです。

 

そのときは、相手の価値観を尊重しつつ、
自分との価値観の違いを、丁寧に説明しましょう。

 

その、結果、相手が
考えを改めるなら、関係は続くでしょうし、
考えが変わらないのであれば、
関係を断ち切る必要もあるかもしれません。

 

先ほどもいいましたが、
価値観が会話より
遥かに重要で、その価値観が違いすぎる人とは
絶対に、仲良くはなれません。

 

出会いを運だけに任せない

 

 

本当に分かり合える友達が欲しいなら、出会いを
運だけに頼らないことも必要です。

 

日常生活でなんのアクションもしないで
出会える人というのは
恐らく職場の人や学校の人に限られます。

 

しかし、それはとても狭いコミュニティです。

 

たかだか、数十人くらいの中では
自分と価値観が合う人がいる確率のほうが低いです。

 

ですから、自分に近い人
自分の価値観に近い人、そんな人が
いそうな場所へ自分からアクションすることも大切です。

 

日本人はコミュニケーションが下手な人が多いので
見知らぬコミュニティのなかに飛び込んでいく
ことに抵抗がある人も多いかもしれませんが、
本当に気の合う友達がほしいなら、するべきです。

 

近場で出会える人たちと、
なんとなくうわべのコミュニケーションをするだけの人生より
遥かに、充実した人生になるからです。

 

今は昔と違って、恵まれていると思います。

 

SNSを使えば、自分と趣味や価値観の会う人を
簡単に見つけることができる時代です。

 

これを活用しない手はないでしょう。

 

自分からどんどんアプローチする勇気を持ちましょう。

 

人の魅力は会話だけじゃない

 

SNSでさっそく会う約束をしたり、
なにかしらのコミュニティに参加したりする場合、
そこで必要になってくるのが、
相手とのコミュニケーションです。

 

当然、会話がうまいほうが
すんなりとけこむことができます。

 

ですから、会話を磨く努力は
是非して欲しいと思います。

 

ただ、気づいてほしいことは
会話は、いくつかある要素のうちの
1つにすぎないということ。

 

現時点で、会話に苦手意識があるなら、
それ以外の面でカバーする、という
意識を持ちましょう。

 

では、具体的にどうすればいいのか?

 

簡単にいえば、魅力的な人になる、ということです。

 

人は、魅力的な人に惹かれます。

 

では、魅力とはなんでしょう。

 

いろいろな側面があるので、一概には言えませんが、
初対面の人があつまる場所で
もっともわかりやすいのは、
ビジュアルです。

 

ご存じのとおり、
イケメンや美女はそれだけで有利です。

 

が、そういった要素は
なかなか、あとからカバーするのは難しいですよね。

 

なので、誰でも取り組めて
効果が大きいことをお伝えします。

 

それは、ファッションです。

 

綺麗で美しい顔にはなれなくても
綺麗で美しいスーツは
お金を出せば買えます。

 

なので、相手から魅力的に見えるような
格好を心がけましょう。

 

そうすれば、相手のほうから
話しかけてきてくれたり、します。

 

あなたは待っていればいいだけです。

 

ね、会話が苦手なあなたには
とってもよい選択でしょう。

 

3つのコミュニケーションレベル

 

なお、友達をつくるときに意識するべき点が
あります。

 

3つのコミュニケーションレベルという話です。

 

人と人が、交友関係を作っていくときに
3つのレベル(深さ)があります。

 

【レベル1】表面的なコミュニケーション

【レベル2】信頼しあえるコミュニケーション

【レベル3】高めあえるコミュニケーション

 

それぞれ、説明しますね。

 

【レベル1】表面的なコミュニケーション

 

表面的なコミュニケーションとは
社交辞令やお世辞、
ビジネスライクな関係での会話などです。

 

ようするに、こころはこもっていないけど
あたりさわりなく、相手に嫌な思いをさせない程度に
必要最低限の会話をする関係。

 

プライベートでは遊びに行かないけど、
職場では世間話をする、会社の同僚とかに多いかもしれません。

 

【レベル2】信頼しあえるコミュニケーション

 

こちらは、心を開いて付き合える関係。

 

プライベートで遊びに行ったり、
隠し事なく、大切は話をできたり、
弱音を言い合えたりする関係です。

 

価値観が似ていて、かつ
お互い好意を持っているとき
コミュニケーションです。

 

【レベル3】高めあえるコミュニケーション

 

高めあえるコミュニケーションとは
人生をより充実したものにしていくことを
協力し合える関係のことです。

 

時には叱れる関係。
時には夢を語り合う関係。

 

人は、成長する生き物です。
1年前の自分と今の自分では
価値観がまったく別なものになっていることもあります。

 

そんなとき、自分が成長を望んでいるにも関わらず
友達がブレーキをかけてしまうケースがあります。

 

友達としても、悪気はないのですが
あなたに変わってほしくないという気持ちがあり、
成長を素直に喜べないのです。

 

多くの人は、自分を高めるということを
なかなかできません。

 

ですから、人生においても
この高めあえるコミュニケーションができる
友達に会えるのは稀です。

 

だからこそ、高めあえるコミュニケーションができる
友達にであえたら、大切にしましょう。

 

以上の3つのコミュニケーションレベルを意識して、
今自分が付き合っている人は
どのレベルにいるか、を考えてみるといいです。

 

まとめ

 

さて、今回は

 

会話が苦手で友達がいない人に贈る
【友達づくりのコツ】と題して
お送りしました。

 

いかがでしたでしょうか?

 

よい友達にめぐり合えそうな気がしてきましたか?

 

今回は、少し会話から話がそれた部分もありますが、
どれもとても大切なことですので、
実践してみてくださいね。

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