人とうまく話せないことで困ったら知るべき、原因と克服法2選

会話全般

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人とうまく話せないと言うことは
時に大きなコンプレックスになります。

 

僕のところに相談にくる人にも
多い悩みの一つですね。

 

では、なぜうまく話せないのでしょう。

 

また、うまく話すためには
どうすればいいのでしょう。

 

今回は、
人とうまく話せないことで困ったら知るべき、原因と克服法2選
と題して、

 

うまく話せるようになる方法について
お伝えします。

 

会話のうまい人・下手なひと

 

そもそも、会話において
うまい、下手とはなにによって決まるか
考えたことはありますか?

 

たとえば、スポーツだったらわかりやすいですよね。

 

バスケットボールだったら、

 

ドリブルの技術が高い、とか
シュートの成功率が高い、とか
タイミングよく相手に的確なパスを出せる、とか
そういったプレイができる人のことを
うまいプレイヤーだと、言うでしょう。

 

逆に、ドリブル中にボールがぽーんところがったり
シュートしても全然ゴールに入らなかったり
相手が取れないようなパスを投げたりすると
「へたくそなやつだなー」って思われます。

 

すごくわかりやすいです。

 

なぜ、わかりやすいのか?

 

それは、目で見えるからです。

 

何がおこっているのか
視覚で確認できるからこそ、
誰にでも、うまいと下手の区別ができます。

 

しかし、会話のうまい、下手に関しては
どうでしょう?

 

恐らく漠然とし過ぎて
「こういう会話が上手い」とか
「こういう会話はへたくそだ」とか
わかりやすい例が見えにくいです。

 

なぜなら、目に見えないからです。

 

目に見えないことこそが、
コミュニケーションを
むずかしくしているんです。

 

うまさにも種類がある

 

なお、スポーツでも
うまさに、種類があります。

 

一流のストライカーであったり
アシストが神がかり的だったり、
全体を見渡せる司令塔だったり。

 

会話にも同じく、うまさに種類があります。

 

会話の上手な友人が複数いるなら、
今度、よーく観察してみてください。

 

それぞれ、共通する部分ももちろんありますが、
それ以上に、独自の個性がみえると思います。

 

とてつもなく売れる営業マンとか
交渉人とか、コミュニケーションの達人たちは、
みんな、自分の得意分野を持っていて
その専門性をみがいてきているのです。

 

ですから、将来的には
自分なりのキャラと強みを生かせる
スキルを伸ばしていくのが大切、と覚えておいてください。

うまくはなせない原因

 

さて、では本題です。

 

上手く話せない原因はどこにあるのでしょうか?

 

うまく話せない=下手
と言い換えることができますね。

 

で、すでに説明したとおり、
下手にも種類があるのです。

 

先ほど、バスケットボールで
例にあげたように、
パスが下手なのか、シュートがへたなのか、
それによって、うまく話せない原因も対策も異なります。

 

たとえば、会話における「パス」は
適切なタイミングで相手に話を振るスキル
と言えますが、
これを克服するためには、
タイミングを習得することが必須です。

 

また、会話における「シュート」は
話しにオチをつけるスキルと言えますが、
これを克服するためには、
会話のパターンを学んで
なるべくその型にはめられるように
練習することです。

 

このように、本来であれば
あなたの会話のどこに一番
問題(伸びしろ)があるのかを分析して、
そこをどうやって伸ばすべきか
をアドバイスしたいところですが、
ひとりひとり違うので、この記事ではむずかしいです。

 

なので、ここからは
ほぼすべての人にあたはまる
会話の下手な原因について
普遍的なテーマで書いていきます。

うまく話せない原因1

 

★プライドが高い

 

これは、相手になめられないように
と思うあまり
自分の格がさがるような失敗を
極力すまいと考えてしまう人に多いです。

 

「変なことを言って笑われたくない」とか。
「下手なことを言ってつまらないやつとおもわれたくない」とか。

 

このように思ってしまうんですね。

 

ただ、このように考えだすことで、
何が起こるかと言うと
体が硬くなります。

 

口からスムースに言葉がでなくなります。

 

必要以上に、言葉を選びすぎて
その間に会話がながれて
結局、何を言おうかまとまる頃には
話題自体が過ぎ去っていた・・・
みたいなことになるんですね。

 

うまく話せない原因1への対処

 

プライドが邪魔して
上手く話せない人が
とるべき対策は、
まず、プライドをすてることです。

 

笑われたっていいじゃないですか。

 

まのぬけたことをいって、
ちょっとくらいバカにされたってOKです。

 

そのかわり、
その場で思いついたことを
なんでもいいので、
口に出すようにしましょう。

 

会話に正解も不正解もないです。

 

ディベートや、裁判のように
どうしても勝ち負けの必要な
討論をする場合は別として、

 

あなたが人生を豊かにするためだったり、
良好な人間関係を築く目的でおこなう会話については
勝ち負けはありません。

 

うまく話せない原因2

 

★うまく話そうとしすぎる

 

これ、ちょっと、矛盾するような表現ですが、
別な言葉で言い換えると
綺麗な日本語で話そうとし過ぎる、と言うことです。

 

これは、真面目な方に多いです。

 

綺麗な文法や、表現に
無意識のうちにこだわってしまうのですね。

 

たしかに、小説家のような
文章のプロが作品中に
おかしな日本語を使っていたら問題です。

 

また、全国ネットのテレビ番組の
ニュースキャスターが
おかしな日本語の
原稿を読んでいたら、、
これまた問題です。

 

ですが、僕等が普段つかう
いわゆる日常会話の日本語においては
正しさより、タイミングのほうが重要なのです。

 

タイミングって?
と思うかもしれませんが、
これは、言葉を発するときの
リズム感や間のことです。

 

会話には、リズムがあります
その流れを感じて
そのリズムに合わせることが大事です。

 

たとえば、相手が8ビートで話しているのに
こちらが、3拍子で返すと
当然ながら、スムースな会話になりません。

 

ですが、言葉、会話にリズムが必要と言うことを
習ったことがない人は、どこに問題があるのか
ずーっと、気付けないままだったりするんですよね。

 

うまく話せない原因2の対処法

 

「うまく話そうとしすぎる」問題の
対策としては、
もっとくだけた日本語使ってもいいんだ、と気づくことです。

 

多少文法が間違えていてもいいんです。

 

それよりも、その会話に流れている
リズムを見抜いて、そこにポンと
言葉をのせてあげるイメージです。

 

コツは、1センテンスを短くすること。

 

文章でいえば、文字数を極力へらして、
最低限にするイメージです。

 

たとえば、合コンで
初対面で女性と話すとき。

 

「私は普段、車が趣味で休日はドライブにいったりして
その土地のお土産を買って帰ることが多いのですが、
●●さんは、休日の過ごし方をどんな風にしていますか?」

 

みたいに、1文がやたら長い人がいます。

 

そりゃ、2人しかいない
お見合いでしたら、
それでもいいかもしれません。

 

でも、複数の人と話す場とかだと、
あきらかに、場のリズムを悪くします。

 

だから、区切れるところは区切って
より、明快な言葉に置き換えましょう。

 

先ほどの例でいえば、

 

「私趣味車なんです。」

「ドライブによくいくんですよ」

「その土地のお土産なんかかったりして」

「●●さん、休日はどんな風にすごしてます?」

 

このくらい、センテンスを短くすると
リズム感が生まれます。

なお、基本的には
くだけた言葉のほうが
リズムに乗りやすいのですが、
丁寧さを優先したい場合には
もっと、固い表現にしたほうがイイ場面も
あるでしょう。

 

そこはTPOです。

 

ですが、ビジネスシーンだろうと
プライベートだろうと、
文章的な会話より
音楽的な会話のほうが、
盛り上がるし、
ちゃんと相手に敬意を払って会話をすれば、
問題になることはまずありません。

 

ですから、今まで
今までそういったことを意識してこなかった場合は、
是非、1センテンスを短くして
会話する、という点を意識してみてください。

 

まとめ

 

さて、まとめますね。

 

今回はうまく話せない原因として、

1.プライドが高い

2.うまく話そうとしすぎる

 

をとりあげました。

で、それぞれの対処法として、

 

1.プライドを捨てる

2.綺麗な日本語でなくてもいいと気付く

 

という、方法をお伝えしました。

上記以外にも
うまく話せない、会話が続かない原因は
ありますので、
他のテーマも、次回以降の記事で
取り上げていきたいと思います。

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