堀田秀吾さんの最新本がでた。【人間関係の99%はことばで変わる!】

会話全般

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堀田秀吾さんの最新本
「人間関係の99%はことばで変わる!」が
発売されました。

 

堀田秀吾さんといえば、
すこし前にベストセラーになった

 

「特定の人としかうまく付き合えないのは、
結局、あなたの心が冷めているからだ」

 

の著者として、有名です。

 

あの本は、たとえ話に
スラムダンクや、ワンピースなどの
アニメのたとえを多用して
心理学をとっつきやすい
表現で、説明した本でした。

 

賛否両論ありましたが、
僕は、嫌いじゃないですね。

 

堀田秀吾さんのプロフィール

 

では、堀田秀吾さんのプロフィールについて
簡単にご紹介します。

 

堀田 秀吾(ほった しゅうご、1968年6月15日 – )は、
言語学者(法言語学、理論言語学)。

明治大学教授。国内外で、商標や裁判員裁判などの司法における言語使用・コミュニケーションを中心に、
理論言語学、コーパス言語学、語用論、心理言語学などの言語学の諸分野および社会心理学などの様々な学術分野の知見を融合し、
多角的な研究を展開している。

趣味は楽器演奏、サーフィン、スノーボード、空手道、など多岐にわたる。

持論は「飲み会には這ってでも行け」「あとでやろうは馬鹿野郎」「書けば官軍」「愛じゃ住宅ローンは払えない」。

明治大学では名物イケメン教授として知られている。

出典元:wikipedia.org/wiki/堀田秀吾

新刊『人間関係の99%はことばで変わる!』

 

今回ご紹介する
『人間関係の99%はことばで変わる!』は、
ことばに関して言語学や心理学、脳科学の立場から研究している学者が、
さまざまな学術上の実験や調査の結果をもとに、
いい人間関係をつくるための方法を紹介した本になっています。

 

本の帯のキャッチコピーは
「明大イチ受けたい授業」の教授が
人付き合いのコツを本気で科学した!」です。

 

今日は、本書の中に、
面白いテクニックが
書いてあったので紹介します。

 

一人称の使い方で分かる相手との距離の取り方

<一人称の使い方で分かる相手との距離の取り方>
日本語は、一人称、つまり自分の呼び方が相手との関係によっていろいろ変わるものだ。

たとえば、家族と話すときは「僕」なのに、友達と話すと「俺」になり、小さい子どもと話すときは「お兄ちゃん」になったり、仕事では「私」になったりする。
自分のことを「お兄ちゃん」と言うのは、相手である子どもの目から見た自分の呼び方だ。

それに対して、「俺」や「僕」や「私」というのは、相手からの目線というよりは、相手との距離に大きく関係していることが多い。

 

逆にいえば、これを使い分けることによって、相手との距離を調節することもできる。

男性が使う「私」は、基本的にヨソ行きのソトのことば。相手との距離があることばだ。

一方、「俺」というのは、基本的に仲間ことば。ウチのことばだ。
「僕」はウチにいる相手にも、ソトにいる相手でも使えることばだ。

「俺」や「僕」と言うと、ウチ・モードの距離感がつくりだされる。

そのため、相手がこちらのなわばりに入ってきて、より親近感のあるコミュニケーシをとれる。それに対して、「私」というソトのことばを使うことは、相手に対して「あなたはワタシにとってソトの人です」と宣言しているようなものなので、相手もウチ・モードのコミュニケーションをとることはしないだろう。

これを応用して、「私」から「俺」や「僕」に変えることによって、相手との距離感を縮めることもできる。

 

たとえば、上司からこんなことを言われる場合、一人称で相手との距離感は変わってくるという。

・その書類、修正し終わったら、「私」のところに持ってきてくれるかな
・その書類、修正し終わったら、「僕」のところに持ってきてくれるかな

 

後者の方が近くて、親しみやすい印象を持つのではないだろうか。
ことばをうまく切り替えて、距離感を調節することで、相手に与える印象に大きな効果をもたらすことになるのだ。

ことばの選び方、使い方だけで、お互い気持のいいコミュニケーションがとれたり、逆に印象を悪くしてしまうこともある。
普段、当たり前に使っていることばに、もっと注目し、気遣うことで、より良い人間関係を築けるようになるはずだ。

出典元:新刊JP 新刊JPニュース
http://www.sinkan.jp/news/index_6416.html

一人称の使い方

 

一人称の使い分けは
僕自身もかなり
意図的に、選んでいます。

 

なお、このブログで
あえて「僕」を採用しているのも、
ちゃんと理由があります。

 

やっぱり、「私」だと
丁寧な印象をあたえる反面
固いイメージをなりがちなんですよね。

 

でも、僕は、読者さんとは
フレンドリーな関係を築きたいと
思って書いていますので、
その目的には、「僕」のほうが
あっているんです。

 

シーン別の使い分けのすすめ

 

あなたが男性の場合は、
女性との距離をコントロールするために
「僕」と「俺」を
つかい分けたほうがいいです。

 

最初から「俺」で通すと、
オラオラ系のキャラの
ナンパみたいになってしまって
女性、警戒心を与えます。

 

しかし、ある程度信頼関係ができた後も
ずーっと「僕」だと
弱弱しい感じのキャライメージが抜けません。

 

ですので、
最初は丁寧な口調で
「私」か「僕」でスタートして、
相手の反応をみて、
「そろそろだな」とかんじたら、
「俺」に切り替えましょう。

 

一人称のおススメ

 

僕のおススメは「僕」です。

 

たとえば会社の上司や
取引さんなど、
ちょっと距離がある人と
仲良くなる時のコツでもあります。

 

ビジネスライクな関係から、
ちょっと親密な関係になりたい時、
ずーっと、「私」を使ってしまうと、
なかなか距離が縮まりません。

 

ここぞ、という時に
「僕」にきりかえて
相手にとっての、弟のような
キャラクターで話をはじめます。

 

やや慣れ慣れしい感じに聞こえますが、
「兄を慕っている弟」みたいな
関係を意識すると、
相手も嫌な気分にはなりません。

 

懐に飛び込むための
第一歩として活用してみましょう。

まとめ

 

さて、いかがでしたか?

 

今日は
堀田秀吾さんの最新本
「人間関係の99%はことばで変わる!」
を紹介しました。

 

興味がわいたら
読んでみてもいいかもしれませんね。

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